Vol.10 (2019.3月号) 空き地再生方法①

田舎に相続したくない土地があるのですが・・・(男性・62歳)

親が老人ホームに入ることになり、親の資産などを今のうちにと整理を進めていたら、田舎に放置された土地があることがわかりました。誰も管理していないので役場の方からも何とかしてほしいという通知を度々頂いていたようで、両親も田舎に帰ってどうこうできる状態でもなく、仕方がなく、私の方でと思っているのですが、どうしたら良いのでしょうか?電話で田舎の不動産屋さんに相談しても、誰も買い手がつかない土地とのことで、相談にのってもらえませんでした。

不動産チーム×ソーシャルワーカーのコラボ・コーディネート

【誰も買い手がつかない土地になる理由例】

  • 過疎地:人口減少で住宅や商業地として需要がない
  • インフラ未整備:上下水道、ガス、電気、電話回線、Wi-Fi、インターネット回線、電波等が不通
  • 交通手段がない:車以外の交通手段がない

【放置するデメリット】

  • 固定資産税や管理費がかかる
  • 不法投棄・不法占有などのリスクもある
  • これから先、益々売却が難しくなる
  • 持っていることでの精神的負担がかかる

処分方法の例

売値がつかない土地の処分方法の例として

  1. 個人向け寄付
    隣接する住民に寄付する(贈与税は応相談)
  2. 企業・公益法人・NPO法人等への寄付
    地元で活躍する企業やNPO法人等に寄付する
  3. 相続放棄
    ただしすべての相続を放棄することになり、他に資産がない方以外はあまり現実的ではない

最近の動向

田舎暮らし、スローライフに憧れる方々も増えてはきています。
しかしながら需要と供給のバランスとしては、供給量が遥かに増加の一途を辿っているため、買い手との巡りあわせはそう簡単な話ではありません。

ソーシャルワーカーからの視点

これから先、人口減少・都市集中化が進むにつれて益々大きな課題となることが予測されます。2050年の約30年後には日本の人口は1億人を割り、80年後の2100年には、5000万人を割ることが予測されています。未来のことは誰にもわかりませんが、この間に行政破断となり、それ以上に地域丸ごと人口が流出してしまい、なくなってしまう地域が出てくることも考えられます。空き家対策と同じく、空き地の対策も今後は深刻な問題になりつつあります。

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