Vol.4 (9月号) 国民年金・独りになって考えるこれから

夫を亡くし1回忌。これからの住まいを考えるDさんからの相談

Dさん(80前半・女性)は1年前に夫を亡くし、現在はマンション(所有)にて独り暮らし。近くに身寄りもなく、夫の1回忌を終えて、これからのことを考えはじめたところ。現在、マンションの管理費と固定資産税を入れると月額4万円。生活費を含めると月額12万円程度の出費がある。Dさん自身の所得としては、国民年金の月5万円程度の収入しかなく、貯金を切り崩して行く日々を送っている。今は、腰痛はあるものの、身の回りの生活面では困っていないが、年齢が年齢なので、これから体調を崩すことがあったらと不安を感じている。

ポイント

  • マンション(所有)で独居生活
  • 80前半で、徐々に身体機能が低下して行く可能性がある
  • 現段階では公的支援や家族の支援が望めない
  • 所得と支出のバランスがマイナス
    貯金を切り崩して行くことの不安を感じる
  • 何かあった時に誰にも助けてもらえないのではという不安

不動産チーム×ソーシャルワーカーのコラボ・コーディネート

中古マンションのこれから

資産価値としての中古マンションの将来的な価格は個別にも異なりますし、今後の経済の影響も受けるため一概に予測はできません。ただ、人口減少、新築マンションの供給増などを考えると、マンション空き部屋などの問題も顕在化してくるという見解が一般的。また、老朽化に伴い、大規模修繕・建替えなどの問題もあり、管理費も徐々に上がる傾向もある。これからの日本経済を考えるとデメリットも多いです。

固定資産(不動産)より現金資産

80前半という年齢の方は、生命保険に加入していない方も多く、急な体調不良や自宅内での転倒などで入院した場合、それなりのまとまったお金が必要となります。固定資産は現金に変えようと思っても直ぐに変わるものではありません。身寄りがないということであれば、子孫に残す固定資産よりも、自分が使う現金の方が大切と言えます。自身がまだ健康なうちに、現金に換えることを検討して行くことも大切です。

安心できる住まいを求めてのケースワーク

元気な高齢者は以下のようなことを検討できます

  1. サービス付高齢者住宅(略称:サ高住)
    費用は比較的安価なところから高額なところまで様々。介護が必要な状態になっても住み続けられるところもあります。緊急通報シテム等が部屋に付いており、もしもの時も安心
  2. ケアハウス(軽費老人ホーム)
    所得に応じた費用負担。物件としては少ない
  3. コンパクトシティへの移住
    徒歩圏内に生活を支える複合施設・商業施設が建ち並ぶコンパクトな新しいスタイルの街

鵠沼地域の「くらしとまちづくりのお悩み」ご相談窓口

鵠沼地域で、
・住まいにまつわるお悩みにお困りの方
・物件を探しているがなかなか見つからない方
・どこに相談すればよいのかわからないという方
のために──

おひとりで悩むことのないよう、ご相談窓口をご用意しています。
当法人の相談員が、個人情報に配慮しつつ、お困りごとの解決にむけお話をお聞きする窓口です。
不動産のことだけでなく、日々の暮らしで不便に感じることがあれば、ささいなことでもご相談ください。

※本ホームページで取り上げるためのお悩み募集ではありませんので、ご安心ください。

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