Vol.8 (2019.1月号) 賢い不動産の残し方①

終活をはじめ、賢く不動産を残す方法を知りたいBさん(男性・65歳)

二人の息子・娘は独立して世帯を持っており、妻と二人暮らし。自身が先に亡くなった場合に、妻がそこに住み続けたい思いがあっても、子どもたちは自身の家を既に持っているため、土地を売る方向で考えてしまうと思う。家(築40年)も建て直しが必要で、子ども達に相続したら、老後資金も含めて苦しい。

不動産チーム×ソーシャルワーカーのコラボ・コーディネート

様々な解決方法もあると思いますが、今回は自己資金を極力使わないかたちで、家族のそれぞれの考えをまとめる方法をお伝え致します。

敷地の一部を売却して同じ地に住み続ける方法

敷地の一部を売却して収益を得て、その資金を建て替え費用、現金(相続分)にすれば、同じ土地に住み続けられ、地縁の関係を保ちながら夫婦世帯で生活でき。夫亡き後もその家に住み続けることができます。

知っておきたいポイント:土地の分割方法「家がある土地を売る」

左のように土地を分割して売却して、その収益で建て直した場合は、単純に土地を分割して売ったと見えてしまい、丸々、税金がかかってきます。ところが右のように建物を壊し、土地を分割して売却した場合には、居住用財産の3000万円特別控除の適応が可能となり、土地の価格にもよりますが、大幅に節税が可能となります。

この方法でのメリット

  1. 居住用財産3000万円特別控除の適応が可能
  2. 建替えた家で快適に暮らせる
    夫婦二人に適正なリサイズ
    バリアフリー、省エネ化など
  3. 子や孫にも新しい家であれば相続しやすい
  4. 固定資産税が軽減できる
  5. 相続財産の圧縮化
  6. 住み慣れた土地に住み続けられる

ソーシャルワーカーからの視点

大きな家に独居で生活されていて、徐々に支援が必要になってくると、家の管理自体がとても大変になってきます。草が生い茂り、家の中にも片づけられないモノが溢れてくることもあります。いつまでも自身が元気でいれる訳ではありませんので、将来のことを考え、元気なうちに終活を行って頂くことはとても賢い選択です。

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